マドンナが、創刊150周年を迎えたファッション誌 Harper’s Bazaar

マドンナ、トランプ政権について発言しないエンタメ業界を痛烈批判「まだ日々の生活にまでは影響がないから、誰も何もしようとしない」
 
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アメリカのハーパーズ バザー誌2017年2月号の表紙を飾ったマドンナが巻頭インタビューに応じ、40年に及ぶ自身のキャリアで直面した性差別や、数週間でトランプ政権が発足する現実について率直に語った。
 
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 2016年11月に行われた米大統領選挙の開票結果をテレビで見ていた時の心境について、「ホラー・ショーを見ているかのようだった」と彼女は話し、「(結果を見てから)眠りについて……。そしてあの夜から毎朝起きるたびに、まるで大好きな人にこっぴどく振られたかのような気持ちになる。起きた瞬間は平常心なのに突然、“あ、何よりも大切だった人に振られたんだった。打ちのめされてボロボロでもう何も残ってないんだった。どうすればいいのか分からない”って思う感じ。毎朝そういう心境なの。目覚めると、“ちょっと待って。ドナルド・トランプが大統領なんだ。悪い夢じゃないんだ。本当に起きたことなんだ”って思うの。愛する人に捨てられた上に悪夢に閉じ込められた感覚ね」と続けた。
 
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 ではこれからどうすべきかとの問いにマドンナは、これまで彼女がしてきたように、さらに声を上げ、自分の立場を明確にすることだと答えた。「私が一番呆れているのは、同業者たちが全く発言していないこと。エンタメ業界のごく一部の人間しか現在起きている問題について発言しない。自分の政治的姿勢を明らかにしないし、自分の意見を言わない。中立の立場を維持することで人気を維持したいんでしょうね。自分の意見に人が同意しなければ仕事がなくなるかもしれない。ブラックリストに載ってしまうかもしれない。インスタのフォロワーが減ってしまうかもしれない。自分のキャリアに悪影響を及ぼすことがいくらでもある。みんなとても恐れているの。まだ日々の生活にまでは影響がないから、誰も何もしようとしない」と彼女は名指しはせずに批判した。
 

 何十年もの間、常に業界の第一線を走り続けてきたマドンナだが、いまだに聞かれる質問があるそうだ。それは、“どうしてやめないのか”。それに対する彼女の答えは明確だ。
 
 「説明なんてできない。呼吸するのと同様に、やめるなんて考えられない。別れた夫ともよく口論になってたことなんだけど、“どうしてまたそれをしなければならないんだ?どうしてまたレコードを作る必要があるんだ?どうしてツアーに出なければならないんだ?どうしてまた映画を撮らなければならないんだ?”ってよく聞かれてたのよ。私からしてみれば、“どうしていちいち説明しなくちゃならないの? ”って感じで……。すごく性差別的な質問だと思うのよね。私が何もかもやめる時はもうやりたくなくなった時。アイデアがなくなったらやめるわ。そうね、誰かにブチ殺されでもしたらやめるわよ。それでどう?」
 
 


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